モデル校

愛知県北名古屋市立西春中学校

平成18年12月26日(火)

12月16日(土)、エコ改修設計のプレワークショプを開催!


地域と学校のWIN&WINの関係を説く岸さん


秋津小学校の事例を興味深く聞き入る参加者


質疑応答は模造紙上に整理して参加者同士で共有

 平成18年12月16日(土)の午前に、モデル事業についてPTAや、地域、市民の方々にお知らせするとともに、設計のためのワークショップへの参加を呼びかけるために、『プレワークショップ きもちづくり』を開催しました。


 ●テーマ
   「地域みんなで育てる学校」

 ●レクチャー
   「市民参加による公共施設づくりの可能性と展望 学社融合の観点から」
  講師:岸裕司さん(学校と地域の融合教育研究会、副会長・秋津コミュニティ顧問)

 ●デシスカッション
   「地域みんなで学校を育てるために」
  コーディネータ:曽田忠宏先生(愛知工業大学教授)
  コメンテータ  :寺本潔(愛知教育大学教授)、宇野勇治(愛知産業大学講師)


 岸裕司さんは、習志野市秋津小学校においてウサギ小屋をPTAが作ったことからはじまり、空教室をコミュニティが管理・運営していること、コミュニティにより年間26程度の学習プログラムを進めていること、ビオトープづくりなどについての実践を紹介いただきました。

 まちを育てることは、学校が持っている機能をうまく育てていくことであり、地域みんなで育てる学校こそ、地域のみんなが育つ学校であるという考え方を伺いました。開かれた学校づくりのためには、①「授業を開くこと」として、地域にいる人生の先輩をうまく授業に参画させること、地域の人はできる人ができる時に無理なく楽しく参画すること、②「施設を開く・共有すること」として、生涯学習の拠点として空教室を活用していることや、学校と地域の安全をセットとして考える大人を増えてきた効果などをお話しいただきました。
 さらに、エコスクールの推進とサスティナブルなまち育ての視点についても、コメントをいただきました。

 その後のディスカッションでは、寺本潔先生から、学校に地域の人が集まることにより地域全体のエネルギー消費が減り、地域ぐるみで環境教育を進めればさらに効果があるというご意見をいただきました。宇野勇治先生からは、改修などで大人が汗を流していることを子どもに見せ、子どもにも思い出をつくって学校を大切にしてもらうような展開が必要であるというご意見をいただきました。

 また、岸さんからは、活動をおこすためには「同志が3人必要」といった秘訣や、中学校区の場合には総合型地域スポーツクラブの単位として小学校とは異なる可能性もあるなどのコメントをいただきました。
 会場からの質問も交えて、有意義な時間を過ごすとともに、学校にかかわる「地域のおじさん」がつくっていくことが必要であると感じました。

愛知県北名古屋市立西春中学校