モデル校

愛知県北名古屋市立西春中学校

平成18年2月 4日(土)

第4回環境教育検討会を開催しました。


酒井先生によるミニレクチャー


林氏によるミニレクチャー

まず、先月21日に、学校エコ改修検討会と合同で開催された第3回検討会の結果をおさらいしました。

続いて、「地域と学校の協働による環境教育の取り組みについて考える」というテーマでお二人の講師をお招きしました。

お一人目は、名古屋市立東築地小学校の酒井喜八郎先生で、「地域に残る筏文化から名古屋のまちの発展を支えてきた堀川の学習へ」というテーマでミニレクチャーをしていただきました。
先生は、名古屋港の先端に位置する東築地小学校で、学区にある様々な景色への関心をきっかけに、筏を利用していた文化を学ぶ総合的な学習に取り組まれています。これを全校的に広げる過程では、同僚の先生や地域住民の説得など様々な苦労があったそうですが、今では多くの協力者に支えられ、総合的な学習は一人ではできないことを痛感されているそうです。
また、東築地小学校の児童達は、「堀川の歌」(酒井先生)作詞と堀川浄化のメッセージを先の愛知万博で発表されたそうです。
最後に、「環境教育とは、点から線、地域から広域へと広げていくことが大切である。地域連携を重視した環境教育とは、学校側からも地域からも、絶えず問い続けることであり、それがお互いの学びにつながる」と提言されました。

お二人目は、犬山市で市民活動センター「しみんてい」を運営しているNPO法人の林美博氏で、NPOによる環境学習の取り組みについてご紹介いただきました。
しみんていは、犬山市との協働事業を展開しているほか、様々な市民活動団体と連携した活動を実践されています。その一つとして、子どもたちが楽しみながら自然体験を行うプログラム「森と遊ぼう」を開催しています。林氏によると、活動を通じて子どもたちの生きる力や自然を大切にする心を育むことはもとより、環境学習プログラムを企画運営する大人も無理なく楽しんでやることが長く続けられる秘訣であるそうです。

ミニレクチャーの後、「西春中学校を核とした環境教育・学習のアイデアを考える」と題し、この地域の特徴や改修される学校の新たな施設・設備を活用してどのような環境教育・学習ができるかということを、全体で討議し、たくさんの意見が出されました。
特に、周辺の農地や河川など、西春中学校の校内だけでなく地域全体を環境学習のフィールドとして活用するアイデアが多く寄せられました。

次回(第3回)は来年度4月以降に開催する予定です。

愛知県北名古屋市立西春中学校