モデル校

北海道寿都郡黒松内町立黒松内中学校

平成17年11月11日(金)

第1回黒松内中学校・エコ改修検討会及び合同説明会開催


第1部・黒松内中学校を体感しよう。


第2部・合同説明会


第3部・熱と光の基礎を学ぶ

黒松内中学校でも、エコ改修検討会・環境教育検討会が始まりました。第1回はエコ改修検討会と環境教育検討会の事業説明会を併せた形で開催されました。
 全体を3部構成で実施し、第1部はエコ改修検討会として、生徒が残っているまだ明るい内に「黒松内中学校を体感しよう」というテーマのもと、グループごとに実測しながら学校を見て回る体験をしました。エコ改修検討会は、参加企業の方々40名に加え、学校・役場の皆様23名の参加もあり、総勢60名を超える参加者となりました。 

 受付の後、グループ分けされた初対面の方々同士の突然の実測となりましたが、参加者の方々はとまどいながらも楽しみながら学校を巡っていました。

 第2部は環境教育検討会と合同の事業説明会として実施し、80名を超える参加となりました。谷口徹黒松内町長、環境省の渋谷教育推進室長からご挨拶を頂いた後、サポート本部の廣谷さんより環境省エコフロー事業の概要やねらいについての説明を頂きました。
 休憩の後第3部に移り、北海道立北方建築総合研究所の鈴木先生と北谷先生の進行で、第1部で作成した実測資料を基にしながら「熱と光の基礎を学ぶ」というテーマに従い、ワークショップを行いました。
まず最初は北谷先生のレクチャーで「①光を考える」を学びました。現状の「教室」という環境の中では、窓側と廊下側の照度の差が大きくなりやすいこと、また自然光だけでは天気が良いほど先生から表情が見えにくくなってしまう生徒の席が発生すること等を学び、省エネという観点から、建築として何が出来るかを考える大切さを学びました。

 続いて鈴木先生の「②熱を考える」では、データ整理の作業を行いながら「室温=体感温度ではなく、室温と表面温度を足して2で割ったものが体感温度」であることのレクチャーの後、断熱をするということは表面温度を下げないことであって、同じ室温しか得られなくても、 表面温度を下げない工夫で体感温度を上げられるということや、「学校」という場はホテルや病院と異なり全室暖房する必要がなく、暖房をする時間帯で4種類程度のゾーンに分けられること等を学びました。 

 最後の「③風を考える」では「良い風」「悪い風」があること、「良いすきま風」として通風をうまく活用できる開口部を工夫する必要性について学びました。最後の浮遊バクを使った風実験は、場所が体育館という体積が非常に大きい空間のためか、すきま風を大量に入れても浮遊バクはほとんど動かない状態でしたが、わずかな動きの中に換気・通風について学びました。

第2回エコ改修検討会は11月30日(水)、第1回環境教育検討会は12月9日の開催予定です。


■挨拶(敬称略・登場順)
・谷口徹:黒松内町長
・渋谷晃太郎:環境省教育推進室室長
・廣谷純子:エコフローサポート本部
■講師(敬称略・登場順)
・鈴木大隆:道立北方建築総合研究所科長
・北谷幸恵:道立北方建築総合研究所

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