モデル校

兵庫県神戸市立多聞東中学校

平成18年3月16日(木)

第2回環境建築研究会開催


手の温かい人の体温分布


熱放射体感実験


質疑応答

第2回環境建築研究会が開催されました。

座長である小玉先生(神戸芸術工科大学教授)と蔭山校長先生(多聞東中学校校長)からの挨拶を頂いたあと、講師である前田先生(Yuri Design代表)に講義をしていただきました。「環境にやさしい屋上緑化」と題して、木造の家における傾斜屋根の緑化についてお話いただきました。屋上を緑化した後の屋根裏部屋の熱環境や草屋根の施工方法、草屋根の植生など、そして国内だけでなく海外における草屋根の事例についてご説明いただきました。

続いて、土川先生(兵庫県立大学助教授)より講義とワーキングを兼ねた「体感温度と快適性の仕組み」について講義をしていただき、参加者の方々に実際にワーキングをしてもらいました。今回はワーキングということで参加者の方々には10班に分かれて参加していただきました。
ワーキングは握手による手の暖かさ比べから始まり、素材の違う物体に触り熱伝導の違いを体感してもらう実験、下敷きで扇ぎ熱対流を体感してもらう実験、水やアルコールで皮膚を濡らして蒸発熱を体感してもらう実験をしてもらい、水呑み鳥を使った蒸発冷却の仕組みも観察してもらいました。その他にも、お湯を入れた容器表面の色の違いによる放射の違いを体感してもらう実験や色の違う容器に手を入れて放射の違いを体感する実験もしていただきました。
これらの体感温度に関する実験を一通りしていただいたことで、体感温度に対する理解を深めるとともに、体感温度について他の人により分かりやすく説明する力も付いたことと思います。実験の後は参加者の方々にグループごとに疑問点や感想をまとめて質問してもらい、土川先生にお答えしていただき、より理解を深めてもらいました。

最後に、事務局から事例紹介として神戸市の高羽小学校の風力発電について説明がありました。学校のある灘区の風況や発電機の規模から予測される発電量について説明し、この取り組みについての意義や目的について話しました。

第3回環境建築研究会は4月25日(火)を予定しています。

兵庫県神戸市立多聞東中学校