モデル校

福岡県北九州市立曽根東小学校

平成19年10月17日(水)

環境教育研究発表会


来賓あいさつ


授業風景


中村座長の講評

平成17年度から始まった「学校エコ改修と環境教育事業」の成果を発表する環境教育発表会を開催しました。また、本年より、エコ改修が行われており、その一部お披露目も兼ねて開催しました。
天気がとてもよく、最高の発表会日和となり、10月にしては、暑いくらいでした。環境省、エコフローサポート本部をはじめ他校の先生方、地元住民、PTAなど約200人が参加しました。

本研究発表会の研究主題は、「曽根東の地域を愛し、豊かな自己を創造する児童の育成」とし、サブテーマは、「出会い、かかわり、はたらきかける環境教育をとおして」です。
まず、全体会で、山口正先生(曽根東小学校教務主任)から、研究構想についてパワーポイントを用いて説明しました。研究主題に基づく、自然に親しむ(自然愛護・生命尊重)、環境を守る(環境保護・環境保全)、地域の理解を深める(地域理解)、資源を大切にする(省資源・省エネ)の環境教育の4領域を掲げ、曽根干潟クリーン作戦を初めとする様々な取り組みを説明しました。

続いて各学年に分かれて、公開授業を開催しました。各学年の単元名は以下のとおりでした。
なかよし:おみせやさんごっこをしよう
1 年 :ソネットランドのいきものとともだちになろう
2 年 :ひがたの生き物と友だちになろう
3 年 :一枚の紙の向こうに
4 年 :もったいない大作戦 ~チャレンジ!3R~
5 年 :森と海をつなぐ川 ~貫川~
6 年 :干潟にねむる未来
子供たちが日頃の授業の成果をいきいきと発表していました。

公開授業に続き、特別支援教育、低学年、中学年、高学年の4つに分かれて分科会を開催しました。分科会では、各学年の担任の先生より本日の公開授業のポイントや反省点などの振り返りを行った後、司会の先生を中心として、参加者から活発な質問や感想がありました。最後に、指導助言者の先生方よりとりまとめの講評がありました。この後の環境教育を進めていく上での貴重な意見交換がなされました。

開会行事として、はじめに芳野充先生(曽根東小学校 校長)から本日の発表会の主旨など挨拶を行いました。
続いて、尾崎泰之氏(環境省総合環境政策局環境教育推進室 室長補佐)より、「モデル校として全校の事例となるカリキュラムを作成していただきたい」との挨拶がありました。
また、近藤憲一郎氏(北九州市教育委員会指導部 参事)より、本会への祝辞がありました。

最後に、中村重太先生(九州女子大学教授)より講評がありました。先生の第一声は、「エコ改修のなされていない棟からエコ改修された棟へ移動した際に今回のエコ改修の動きを感じました。風の流れを感じました。」というものでした。
次に、本校のこれまでの環境教育の流れと学校エコ改修授業の位置づけや環境教育の生まれた経緯などについて講義頂きました。その中で、環境教育においては、エネルギーという概念、捉え方を自分たちの生活の中に活かしていくことが重要であることを講義頂きました。
また、環境教育にあたっては、恵まれた環境の素材も重要な要素の一つではあるが、何を素材としているか、何をやっているかではなく、何を目的にやっているかというところ十分考えてほしいとの講義でした。
最後に、「あくまで、環境に対して、自分で物が見えて、そして、それなりの疑問が抱けて、自分の課題として作り上げられ、そして、自分で色々と調べて判断し、その判断を何かの時に行動に移していくという、問題解決能力の育成が重用です。」と締めくくられました。

本研究発表会にあたり、主催した曽根東小学校の先生方、講義を頂いた先生はじめ参加頂いた皆様、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

福岡県北九州市立曽根東小学校