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今回のエコ改修検討会では、中央小学校における環境教育の取組、温熱環境の応用講座、小学校建築の基礎について、という内容で、参加者総勢55名で開かれました。
初めに土屋教頭先生からお話を頂いた後、中央小学校の現在の環境教育への取組について、中央小学校の研修主任である石川先生よりお話いただきました。
中央小学校では、学校ISO14001に取り組んで3年目である実績に加え、本事業のモデル校として既に環境教育に取り組んでおり、学年別に「アーステーマ」と名づけた目標を設定して実際に授業が行われています。
また、アースタイムという業前活動や、学級ごとの環境コーナー設置、外部講師を招いての環境授業など、充実した活動内容に、建築技術者などの公募メンバーのみなさんは、非常に驚き、感心している様子でした。
その後、中央小学校内の相談指導室の糸井相談室長より、相談室の概要についてお話いただきました。相談室の活動や利用の内容、施設としての相談室の現況などを知ることができました。
次に、第2回に行われた温熱環境基礎講座の応用編として、三田村座長の「パッシブソーラー・昼光利用」を中心にした講義が行われました。
第2回では放射・対流・伝導・蒸発冷却による熱移動と人体の熱的快適性についてお話いただきましたが、今回は、人体の熱バランスと放熱、室内の放射環境の考え方に始まり、仕上材料による日射吸収率、パッシブソーラーや昼光利用の具体的な考え方と手法についてお話くださいました。
特に、ある点での平均放射温度は表面温度と暴露される面との角度の効果で決定される、というお話では、暑さ、寒さといった快適性に関わる感覚的なことを具体的にイメージできました。
また、第3回の検討会では天候の関係で延期されたペットボトルの実験について、再実験の様子と結果についてご報告がありました。
続いて、東京工業大学の宮本文人准教授の講義「小学校建築の基礎」が行われました。
小学校建築の基本的な計画論を中心として講義が行われ、また、最近の小学校をめぐる環境の変化、特に安全面や衛生面への配慮として必要とされることについてもお話がありました。
講義の終わりに、学校建築の失敗例から学習するため、スライドで事例が紹介され、設計者の思惑と実態、子どもや先生方の活動に対する理解の欠如など、学校建築設計の難しさについて指摘がありました。
最後に、次回第5回にて行われる計画実習を踏まえて、宿題が出されました。
参加者の立場により、以下のようなテーマと課題が提示されました。
○設計者、メーカー、行政の方への宿題
テーマ「夢の学び舎 ~果敢に挑戦、夢を与えるエコ改修モデル~」
課題1 子どもたちに夢を語りかける学校
課題2 楽しくCO2削減ができる学校
課題3 地域資源(ひと・もの・こと)を活かす改修計画
課題4 新技術、アイデア、プロセスなど
課題5 建設費や工期にとらわれない改修計画、
デザイン、プロセスなど
○中央小の先生方への宿題
テーマ「夢の学び舎 ~こんな環境の学校で授業ができたら~」
課題1 この授業をこのような場所でしたい
課題2 このような環境学習に取り組みたい
課題3 地域の人・企業などに期待すること
課題4 私にとって好きな場所、大切にしている場所
課題5 子どもたちが好きな場所、大切にしている場所
どんな提案が出されるのでしょうか、次回が楽しみです。
次回、第5回エコ改修検討会は、平成20年2月1日(金)に開催の予定です。
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