モデル校

群馬県太田市立中央小学校

平成21年2月 2日(月)

5年生「わたしたちの身の回り=環境」


放射温度計で測定検証


発泡スチロールと金属の体感比較実験


植物の仕組みと二酸化炭素

2月2日(月)3・4校時に、5年生の家庭科「快適な住まい方を考えよう」に関連した環境学習として、宿谷先生(武蔵工業大学環境情報学部 教授)を講師に迎えて授業が行いました。
倉林校長先生の講師紹介の後、まず、宿谷先生が「"環境"って何かな?」と5年生に質問したところ、「自然!」、「身の回り!」、「温暖化!」、「緑!」と次々に声が上がりました。
すると、宿谷先生は「みなさん、よく学んでいますね。"環境"という漢字は、"環"が"まわり"、"境"が"さかい"という意味を持っています。今日は3時間目にわたしたちの身の回りについてお話して、4時間目にエコ改修についてお話していきます。」とお話しになって、授業がスタートしました。

3校時は、身の回りの温度を予想することから始まりました。教室の天井、北側の床、日が当たっている床、空、手のひら、心臓という6ヶ所の温度を想像してメモをしていきます。予想ができたところで、宿谷先生が放射温度計を紹介し、実際に天井の温度を測定してみました。
予想として多かったのは、10~15℃が28名、15℃~20℃が27名で、実際に測定したところ19.2℃。子どもたちも放射温度計を手にしながら、実際の温度を測ってみて、驚いたり、納得したりしていました。
特にみんなが驚いたのは空の温度=-10℃です。よく晴れて太陽の日ざしが降り注いでいる日でしたので、なおさら不思議に感じますが、宿谷先生は太陽、宇宙、地球の関係や温度を図解しながら教えてくださいました。

4校時は、熱の伝わり方=放射・対流・伝導・蒸発の4つを教えてくださいました。
 放射⇒頬の近くに手をかざすとほのかに温かい
 対流⇒板であおぐと寒い
 伝導⇒パイプ椅子を手で触ると、ビニルでできた座面温かく、
      金属のパイプは冷たい
 蒸発⇒汗をかいて風にあたると涼しい
と身近な例を挙げ、実際に子どもたちは自分自身で体感しながら学びました。
さらに、発泡スチロールと銅板を触って比べてみたり、霧吹きで腕を湿らせて温度の変化を実際に測定してみました。
また、快適な住まい方として熱を伝わりにくくする=断熱がとても大事であることをお話されて、冬は①壁や窓が熱を伝えにくくして、②窓ガラスを通して日光を室内に入れるように工夫するとよいことを伺いました。
最後に、植物の仕組みと水や二酸化炭素の関わりについてお話してくださり、また、わからないことは実験で確かめることの大切さを子どもたちに伝えて終わりとなりました。

とても内容の濃い授業でしたが、子どもたちは興味深く楽しんで授業を受けていました。


群馬県太田市立中央小学校