モデル校

群馬県太田市立中央小学校

平成21年10月22日(木)

土曜スクール 「風をつかまえよう!」


講師の㈱風憩セコロ 渡辺さん


熱心に作ってます!!


走って風をつかまえよう!!

10月17日土曜日9:30~11:15の時間に、土曜スクールに参加している子どもたちと、いろいろな風車を作って風の力体験をしました。タイトルは「風をつかまえよう!」です。

中央小学校では、毎月第3土曜日に土曜スクールという活動を行っています。これは、1年生から6年生までの参加希望者がいろいろなことにチャレンジするものです。
昨年度は、野菜を育てたり動物とふれあうといった自然に親しむ活動をしたり、ソーラーカーや火おこしいったエネルギーや環境についての体験をしたり、独楽回しや凧揚げなどの伝統的な遊びなどを体験しました。

講師は㈱風憩セコロ取締役の渡辺博さんです。
渡辺さんは各地で風車を使って風という自然エネルギーを体験するワークショップを実施している方で、今回は、中央小の子どもたちのために、低学年用⇒3枚翼型風車、中学年用⇒多翼型風車、高学年用⇒サポニウス型風車の作り方を教えてくださいました。

理科室に集まった子どもたちは56名、学年毎にグループに分かれて席につきます。
3種類の風車の作成キットと作り方の説明書が1人に1つずつ配布され、講師の方の説明をしっかり聞いた後はいよいよ作成です。校長先生、教頭先生、土曜スクールを担当されている中央小の先生方5名、㈱風憩セコロのサポートスタッフの方2名、事務局3名が各班について、風車づくりに取り掛かりました。

はさみで丁寧に風車の羽を切り取ったり、風の方向を受ける尾翼を切り取ったり、どんどんパーツが出来上がってくると、今度は早く組み立てて回してみたくなるようで、子どもたちの作業も思いのほかどんどん進みました。
すっかり出来上がったら、教室の前方に用意した扇風機を使ってうまく回るかテストします。どの風車もくるくるとよく回りますが、軸やカバーの長さによってバランスがうまくとれずに羽がとれやすいものは子どもたちがいろいろ考えて直していきました。
また、羽にマーカーで模様を描いて飾る子どももいました。中には、回転したときの見え方を確認しながら色づけを工夫している様子も見られました。

次にできあがった風車を持って、体育館で風車を自分たちで「風をつかまえて」回してみました。
風車を片手で掲げて体育館を左廻りに走っていくと、風車がくるくると回り、子どもたちはとても楽しそうです。
高学年の作ったサポニウス型風車は、作るのも走って回すのも少し難しかったのですが、みんな工夫して楽しんでいました。

遊んだ後には、講師の渡辺さんが、風車の羽の形や軸の方向などによって、力仕事に向いているもの、たくさん回るもの、発電に向いているもの、風向きの変化に対応できるものなどがあることをクイズ形式でお話してくださいました。

作るのは簡単だった、2種類も作った、という子どももいれば、切るのが大変だった、軸を取り付けにくかった、という子どももいましたが、最後はみんなマイ風車を手に嬉しそうにクルクル回しながら帰っていきました。

太田市は日照時間が長いことから、太陽の光や熱を利用している様子は市役所などを始めとして市内で見かけることが多いのですが、さらに今回の活動を通して、子どもたちは風という自然エネルギーの利用について、風車を使った体験を通して身近に感じることができたのではないでしょうか。


群馬県太田市立中央小学校