モデル校

群馬県太田市立中央小学校

平成21年12月24日(木)

4年生 特別授業 「水について」


講師の板橋座長


水の分子モデル作り


コバルトブルー溶液で絵描き実験

12月21日月曜日の3・4校時に、エコ改修工事が終わった理科室と家庭科室にて、4年生の特別授業「水について」がありました。
これは、理科の「水のすがたとゆくえ」という単元に関連した授業として、環境教育座長の板橋英之教授(群馬大学工学部長)を講師としてお迎えして行われたものです。

快適性を左右する要素として湿度がありますが、理科で水が気体になることを学ぶ4年生にとって、目に見えない空気中の水の存在はわかりにくいものです。そこで、水の特性のお話や実験を通して空気中の水の存在を視覚化してみようということを今回の授業で行いました。

板橋先生は、まずプロジェクターでスライドを見せながら、水の組成や不思議な特性をお話してくださいました。大学の先生の授業ということで緊張してしまう場合もあるかと心配しましたが、板橋先生は、児童が興味を持つようなポイントを入れて、物質を形作る原子の存在や水の分子構造など、難しいことを平易な言葉を使って児童に問いかけながら、わかりやすく教えてくださいました。
水の分子構造を説明したところで、ティッシュとストローを使った分子模型づくりに挑戦です。1人2つずつ分子模型を作って、全員ができたところで全ての模型を、規則正しくつないだものと、ランダムにつないだものを作り上げました。

続いて、水の存在を色の変化で確認することができるコバルトブルー溶液によるお絵かきです。絵を描く段階では薄い赤色になっていますが、描き終わってドライヤーで乾かすと、すっかり青くなってしまいます。
児童の皆さんは思い思いに絵を描いて、ドライヤーで乾かしていきました。残念ながら教室の電気容量の関係でドライヤーをたくさん使用できなかったため、全員が絵を乾かして色の変化をみるところまでは行き着くことができませんでしたが、絵がだんだん乾いてくると色が変化する様子はまるで手品のようでした。

最後は児童からの質問タイムとなったのですが、質問の内容は宇宙にまで広がり、柔軟な発想に驚かされました。

今回の授業は理科の発展的内容で、エコ改修に直結する内容ではありませんでしたが、4年生のみなさんが空気中の水の存在、湿度に興味を持つよい機会になったのではないでしょうか。

授業終了後に5年生のみなさんが書いてくださった感想には、「水がどのようにできているのか、水の変なところがよくわかった」「理科がもっとすきになりました」「まだまだ知りたいことがいっぱいあります」「大きくなったら大学に行きたいです」等、とても素敵な反応がたくさんあり、授業を企画させていただいた事務局としても大変うれしく感じました。

群馬県太田市立中央小学校