モデル校

埼玉県立浦和高等学校

平成19年7月 6日(金)

学校エコ改修検討会<番外編>


見学前の講義


施設見学(校舎内)


施設見学(屋内)

今回の検討会は、埼玉県越谷市の埼玉県立大学における講義と施設見学でした。初夏の暑さの中、学校関係者も含め、総勢で30名を超える参加者による開催となりました。

当日の講義及び見学の案内役は、(株)山本理顕設計工場の西倉先生にお願いしました。
先生は、埼玉県立大学の設計に携わられていた方で、まず始めに、埼玉県立大学を含め、先生が設計を手がけたいくつかの学校についての講義をしていただきました。

県立大学については、夏場、壁面のガラス全面に設置した水平固定ルーバで日差しをカットし、屋根面のトップライトもルーバを閉じて日光が入らないようにしていること、各室の空調で余った空気をメディアギャラリー空間に排出して、その冷房に充てていることが紹介されました。この仕様により、メディアギャラリーは長さ200メートル4層吹き抜けという大空間でありながら、空調なしで過ごすことができているとのことでした。

また、冬場はルーバから日差しを入れることによって室内を暖めると同時に、屋根裏を暖めてその暖気をダクトで各所の床下から吹き上げることにより、底冷えを防止しているとのことでした。

これらの仕様や、その他の省エネ対策、大学職員の方々の節約により、この大学の光熱水費は、この規模の施設としては驚異的に低く抑えられているとのことでした。
講義の後は、実際の施設見学に移りました。各ポイントごとに、先生から施設の使用方法等について説明をいただきながら、1時間半ほどかけて、県立大学の様々な施設を見学しました。

施設見学の後、先生への質問時間となりました。「実際の利用者(生徒・職員)の感想は、設計時に想定していたものと比べてどうだったか?」「吹き抜けの開け閉めはどのように行っているのか?」等々、様々な質問が出され、非常に有意義な見学会となりました。

次回、第3回学校エコ改修検討会は、平成19年7月17日(火)に東京都立晴海総合高等学校で開催の予定です。

埼玉県立浦和高等学校