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11月22日、鳴鹿小学校の指導主事訪問に併せ、今年度3回目の鳴鹿小学校授業研究会が開催されました。研究授業は5年生、単元は総合の「鳴鹿エコプロジェクト」でした。
●研究授業
今まで5年生が総合の時間の中で取り組んできた、
「エコ改修とはどんな改修?」
「エコ改修に採用される省エネ技術を知ろう」
を経て、実際に鳴鹿小学校のエコ改修で予定している省エネ技術などの中から5つの技術をピックアップし、各グループで1つの技術について調べ、グループ発表を行い、環境にどうよいのかを考えました。
このグループ発表は2時間使って行われ、事務局が見学させて頂いたのは後半の2つのグループ発表でした。
省エネ技術1) ペレットストーブ
省エネ技術2) 緑のカーテン
省エネ技術3) LICボード(外断熱材)
省エネ技術4) セルロースファイバーのひみつ(内断熱材)
古新聞を用いてつくられる内断熱材ということで自然素材であることを発表した後、防音実験をみせてくれました。段ボール・タオル・セルロースファイバーを机の上に置き、大きな音を出したラジカセのスピーカー部分を各材に押しつけ、どの素材が一番音を遮るのかというとても面白い実験。結果は...内断熱材が一番防音効果があるのことが分かりました。
また、この内断熱材を使用した場合の温度変化グラフもあり、
「リサイクル製品であること」
「自然素材でできていること」
「高い断熱効果による省エネ効果が期待できること」
を知ることができました。
省エネ技術5) ペアガラス
ペアガラスってどういうガラス?ということを分かりやすく発表した後に、実験を行いました。普通のガラスとペアガラスの下にアイスノンを敷き、ガラス部分を手で触ってどちらが冷たいかを調べる実験です。こども達の「おーー」という歓声もあがり、ペアガラスの効果を充分に体感できたようです。
ペアガラスについて調べることで、「断熱」「防音」「丈夫」「結露防止」という4つのキーワードが浮上してきました。
最後にクイズも出てきて、楽しい発表となりました。
また、5年生の担任の先生のご自宅にもペアガラスを導入しているそうで、その写真も見せて下さいました。丁度この日、5年生の教室の窓ガラスが結露で曇っていたため、まさにペアガラスのすごさを身をもって体験できたのではないでしょうか。
全てのグループの発表を終えた後、これらの技術についてどういう事が分かったのかグループごとに話し合い、発表し、その内容をカテゴリーごとにまとめていきました。
エコ改修というのは、新しく建物を建て直すのではなく、省エネをしながら長く使えるものは修繕して大事に使っていこうという改修なのだと「3R+1R(Repair=修理・修繕)」の視点について教えてもらいました。これからますます寒くなる冬、今度は自分たちの教室を少しでも暖かくし省エネにつなげていく工夫についてチャレンジするそうです。
●授業研究会
研究授業を終えた後、石井先生や指導主事の先生、鳴鹿小学校の先生方で授業リフレクションを行い、発問の明確化等について熱心にディスカッションをされていました。石井先生からは「知識というのはやはりとても大切で、世界のこども達の環境に対する感度調査をしたところ、日本のこども達は環境に対して楽観的だというデータが出た。また別のアプローチによる調査では、知識のない子供は物事を楽観的にとらえるようだという調査結果が出た。今回の研究授業では、エコ改修を知ろうとするこども達の思いが伝わった。知識を得ることが学びの喜びとなるようにこれからもいい学びの場をつくっていきましょう。」との総評をいただきました。
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