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平成21年3月14日(土)~15日(日)、三方中エコ改修プロジェクトチームで、「自然・建築・アートの共生」をコンセプトにまちづくりが行われている直島と自然エネルギーを利用した構造に建物を再構築した犬島を訪れました。
プロジェクトチームは、これまで三方中エコ改修計画を題材に、建物を永く使うことの大切さ、自然エネルギーをうまく活用し、エネルギーに頼らない生活をする工夫など多くを学んできました。今回の研修は、それらの工夫が実際の建物でどのように生かされているか、また自然と建築の共生という大きなテーマについて学ぶことを目的としました。
研修地の直島は、島全体が美術館として整備されています。自然と建築にアートが加わった、刺激的な研修スポットです。
もうひとつの犬島では、100年前の近代化産業遺産である遺構を保存・再生し、自然エネルギーを利用した環境に負荷をあたえない建築、アートワーク、環境システムの三位一体をはかった循環型社会を意識したプロジェクトです。
1日目_その1:暗闇のなか何も見えない!
チームは、始めに家プロジェクトの「南寺」を訪ねました。南寺は現代美術作家のジェームズ・タレルと建築家の安藤忠雄のコラボレイト作品です。これから一体どんな作品が待っているのか、期待に胸膨らませる生徒たち。
建物の中に入ると、真っ暗闇の空間。何も見えず、頼りになるのは自分の触感のみ。壁に手をやり、ベンチを探し、座ってひたすら目が暗闇に慣れるのを待つ。徐々に光の壁が前面に姿を現すと、生徒たちは感嘆の声!「すごい!」「どうなってるの?」とにかく興奮の生徒たち。最初の現代アートとの出会いは衝撃的なものだったようです。
(残念ながら館内撮影禁止。ぜひ体感してください!)
1日目_その2:ガラス?氷の階段!?
次に「角屋」を訪れた後、江戸時代から祀られていた神社の改築に合わせてつくられた護王神社に向かいました。訪れてみると、「ただの神社やん!」などがっかりした様子の生徒たち。そんな生徒たちも見てびっくり!神社奥の拝殿と地下の石室を結ぶ階段がガラスなんです。「これ何?ガラス?氷?」「どうやってできてるの?」など生徒たちは興奮の様子。
興味津津でガイドさんの説明を聞き、納得すると、歴史を読み解き、現代に新しい姿としてよみがえらせることの意義・すばらしさを学んだ様子でした。
1日目_その3:寝心地悪い石の布団がアート!?
この後、「はいしゃ」「石橋」と訪ね、家プロジェクトを見終わったチームは、ベネッセハウスアートミュージアムに向かいました。
ミュージアム内には、様々な現代美術が展示され、刺激されっぱなしの生徒たち。感動を体全体で表現する生徒たちの感受性の豊かさに関心。一つに作品に対しても、人それぞれ感じ方が異なり、食事中も寝る前もあーだこーだと議論に花を咲かせた生徒たちでした。
数年後、これらアートと再会したときに、次はどのような思いを抱くのでしょうか?どんなことに感動をおぼえるのでしょうか?
「自然・建築・アートの共生」をコンセプトにした直島で学んだことを生徒たちはきっとこれからのエコ改修に生かしてくれるものと思います。
次回は、直島 地中美術館と犬島アートプロジェクトの研修です。お楽しみに!
※家プロジェクトとは・・・
直島 本村地区に残る民家を修復・保存し、そこで現代美術作家が作品を制作・展示することで、古い民家を再生しようとする試み
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