モデル校

島根県海士町立海士中学校

平成19年10月25日(木)

第4回学校エコ改修検討会(2日目)


アイスブレイクはキンニャモニャ踊り!


みんなで学校のテーマを決める


子どもから大人まで総勢60名で、ハイ・チーズ☆

2日目はいよいよ「理想」、「海士中の未来」の具体的イメージを共有する。

<プログラム> 2日目
10月3日(水)
9:15~10:15 ワークショップ
 「こんな学校になったらいいな!」
10:20~11:20 ワークショップ
 「ここがこんな雰囲気だったらいいな!」
11:25~ グループ発表・講評

■STEP1 「こんな学校になったらいいな!」
 -全体ファシリテーター 井ノ上知子 氏
 まず初めてそれぞれ個人で思う「学校がこうだったらいいな」というのを書き込み、みんなの意見をグループ化した後、グループごとに「だったらいいな ベスト3」を作る。そのタイトルは、海士の方言を使ったものや、具体的なイメージを書いているところなど、グループの個性がおもしろく出ていた。設計者、先生、中学生がそれぞれの理想や夢を語り、お互い理解し合える場となった。

■こんな学校だったらいいな■
 ↑それぞれのグループで出たテーマ

 
■STEP2 「ここがこんな雰囲気だったらいいな!」 
 -全体ファシリテーター 井ノ上知子 氏
 それぞれ違った風景や雰囲気を持ったサンプル写真(24枚)の中から、自分達が考えた「だったらいいなBEST3」に合うものを選ぶ。また同時にその写真を選んだ理由も記入する。色んな写真があり選ぶの迷っていたり、「海士中のイメージにあうものがない・・・」などの苦戦の声も聞かれたが、だいたい海士中をどんな学校にしたいのか、目に見えたイメージで共有することができた。

<検討会を終えて>
 6月から4回にわたり行ってきた検討会が終わった。初めのころは中学生、設計者、地域の方、行政という多様な立場の人が一緒に学び、共有するというのは大変なことだと感じた。参加者の中には「なんで私が参加する必要があるのか」という疑問を持っていた人もいると思う。しかし第4回になり、再度学校の「課題・現状」を整理した後、じゃあこれからどうしたいか、どんな学校にしていきたいかという「理想」を描けたWSメニューはとても有意義な時間だった。
 中学生が大人の検討会に参加するというのも、他のモデル校ではなく、海士町の新しい挑戦だった。学校を使う人(生徒・先生)を抜きにして、学校の改修は考えられないと強いおっしゃっていた座長の想いがここに出ていたと思う。実際に中学生と一緒に進めることで、設計者達は「どんな子ども達がこの学校で学んでいるのか」「子ども達は何を考えているか」など理解し、使う人のことを身近に感じることができただろう。また、中学生も設計者という本来学習の中で全く接点のない職業の人達と共に学び話し合うことで、新しい価値観や視点を学んだようだった。これから彼らも「中学生プロポーザル」ということで、12月に公の場で「提案」する。

◇みんなの想いや希望が前面に出て、とてもいい形で検討会を終えることができた。これまで、いいものを目指そうと根気強く何度もアドバイスを下さった座長、アドバイザーの皆様。そしてテーブルリーダーを務めてくれた学生の皆様、本当にありがとうございました。

 
検討会講師)
全体ファシリテーター:
 井ノ上知子 氏(NPO法人 まつえ・まちづくり塾)

WS準備チーム:
 熊谷昌彦 氏(米子工業高等専門学校)
 長野和雄 氏(島根大学)
 兼子朋也 氏(米子工業高等専門学校)
 寺本和雄 氏(建築家)
 田口陽子 氏(米子工業高等専門学校)

WSテーブルリーダー:
 松浦祐紀(熊谷研究室)   
 武本美鈴(熊谷研究室)   
 潮宏美 (兼子研究室)   
 山上菜々子(田口研究室)  
 福井美弥(和歌山大学大学院)
 藤原佑樹(田口研究室)
 川口洸葵(神戸大学大学院)
 中尾はづき(兼子研究室)
 

島根県海士町立海士中学校