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日本海に浮かぶ約2500人が住む小さな島、海士町。
この海士町でもいよいよ検討会がスタートしました。
海士中学校の学校エコ改修検討会の特徴として二点あります。
①本土からの交通が不便なことから内容を凝縮させ全4回開催します。
②海士中学校3年生も総合学習の中で一年間かけて「エコ改修」の勉強をし、最終的に大人に提案します。(中学3年生は第1回目と第4回目の検討会に入り、大人と一緒に勉強。)
第1回目の学校エコ改修検討会は、外部から23名、地域の方や行政が6名、中学生が19名が参加し、総勢約50名の規模で行われました。
<プログラムスケジュール>
6月28日(木)1日目
13:30~14:30 事業説明会
14:30~16:30 第一回学校エコ改修検討会
「熱を知り、夏涼しく冬暖かい建物のことを考えよう!」実験
6月29日(金)2日目
9:30~12:30
「校舎内と学校周辺で暑さ・涼しさ探検」フィールドワーク
<1日目>
■事業説明会
エコフローサポート本部の廣谷氏より事業説明をしていただきました。中学校3年生も参加したため、どのような改修が可能か他校の例を中心にお話いただきました。また学校エコ改修検討会の座長、熊谷氏よりこの事業にかける思いや、海士町にとってはこれが大きな挑戦であることなどお話いただきました。
■「熱を知り、夏涼しく冬暖かい建物のことを考えよう!」実験
説明会後、会場を移動し熱の基礎に関する実験を行いました。大人と中学生の混合で4グループに分かれ、まずはグループで自己紹介。その後、長野先生がパワーポイントで話を進めながら実験を行っていきました。熱伝導の実験では「空き缶・ガラスのコップ・ガラスのコップ+梱包材・紙コップ・カップヌードル容器・マグカップ」の容器にお湯または氷水を注ぎ表面温度変化を計測し、建築の外壁の機能について考えました。最後にはグループごとに「夏涼しく、冬暖かく過ごすには?」というテーマでアイディアを出し合い、環境を工夫するだけでなく、冬は厚着するなど自分自身を変えることや、夏は早寝早起きをするなど生活スタイルに関する意見も出ました。また、色も暑さ・寒さの感じ方に影響するのではないかという意見もでました。
参加した大人達は普段中学生と関わる機会がないせいか、初めは接し方に戸惑っている様子でしたが、徐々に打ち解けていき、素直で元気な中学生からパワーをもらっているようでした。中学生達も終始一生懸命に取り組む姿や立派に発表する姿から、日頃自分達で学習を進めるよりも120%の実力を発揮していたように見えました。大人と子どもが同時に学ぶのは、難しい点も多々ありましたが、学校を使うのは「子ども達」設計をするのは「大人」ということを考えるとやはり同じ場所でお互い学びあう機会があってよかったです。
また質疑応答では、設計者側からプロポーザル条件に関する質問や、検討会に対する質問が相次ぎ、この事業に対する興味が伺えました。
■ 校舎見学(希望者のみ)
■ 交流会(希望者のみ)
「海士らしく」、海士の海の幸を囲み、みんなで交流会を行いました。それぞれ食事と話を楽しむ中で参加者同士や島の外部と内部が打ち解け、全体の雰囲気がとても穏やかになりました。
事業説明会参加者)
学校エコ改修検討会座長
・熊谷昌彦 氏(米子工業高等専門学校)
環境教育検討会座長
・宇野和福 氏(海士中学校校長)
学校エコ改修検討会アドバイザー
・兼子朋也 氏(米子工業高等専門学校)
・長野和雄 氏(島根大学)
・寺本和雄 氏(寺本建築・都市研究所)
・井ノ上知子 氏(NPO法人まつえ・まちづくり塾)
エコフローサポート本部
・廣谷純子 氏
検討会講師)
長野和雄 氏(島根大学)
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