モデル校

愛媛県伊予市立翠小学校

平成22年3月19日(金)

教職員対象授業(立石康さん)が行われました


手回し発電機とプロペラを使った実験を実演をされる立石さん(左)


銅板・レモン果汁を垂らしたろ紙・亜鉛板でできた電池で実験

■開催日時:平成22年3月17日(水)15:15~16:30
■開催場所:翠小学校職員ラウンジ(現:5年生教室)
■対象:教職員

 松山市教育委員会の立石康さんをお迎えし、環境教育用に新しく購入した教材を用いての教職員対象の研究授業が行われました。

 立石さんは、松山市内の小学校校長を歴任され、現在は松山市教育委員会に所属。
ハイブリッド自動車の模型など自ら開発・製作された教材を活用されながら、大人から子どもまでの幅広い層を対象として講演・講義活動を精力的に行っていらっしゃいます。


今回翠小では「電気をつくる」をテーマに、実験を交えた講義を行ってくださいました。

小学校教育課程は「電気を利用する」観点から「電気をつくりだす」観点へと重点が移行しており、それを身につけるためには「実験での体験」をエコ改修した際新設した太陽光発電や風力発電などを活用しながら「実生活」へとつながっていることを意識させることが大切...と立石さん。

 実験では「LEDライト(ふるふるライト)」を使い、コイルと磁石で電気を発生させる仕組みについてご説明いただいたあと、レモン果汁で電気を発生させる実験や、手回し発電機でプロペラを回す実験などを行いました。

銅板と亜鉛板の間にレモン汁を垂らしたろ紙をずらして挟むことで電気を発生させる実験では、銅板と亜鉛板の両端を検流計に接続することで電流が発生することが確認できました。
また、+極と-極を入れ替えて接続した場合に電流の向きが逆になる、ということも実際に体験。

こうした「決まりごと」は簡潔にまとめ、みんなで一斉に読み上げると記憶に残りやすい、というアドバイスもいただきました。


 最後に、校庭に出て自動車模型の実演も行われました。
①太陽光発電パネルと蓄電池(キャパシタ)を使ったソーラーカー模型
②太陽光発電パネルと乾電池を使ったハイブリッドカー模型
③水電解燃料電池自動車模型

①と②の模型は、平坦な道は太陽光発電パネルからの電気エネルギーを直接使用し、坂道を上るなどパワーが必要なときには自動的にスイッチが切り替わり蓄電池・乾電池からの電気エネルギーを使う、という優れものです。


 実験の際には銅板と亜鉛板のつなぎ方にひと工夫凝らす先生や、いろいろ試したりした後検流計の針が振れると「おもしろい!」と思わず声を上げる先生がいらっしゃって、みなさんとても活き活きされていたのが印象的でした。
また、具体的な例を提示してくださったことにより今後の授業にどう活かしていくかの相談がスムーズになりました。

 来年度は子どもたちも対象にした実験教室を行ってくださる立石さん。
こちらもこれからとても楽しみです。

愛媛県伊予市立翠小学校