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モデル校

京都府京都市立朱雀第四小学校

平成22年3月 8日(月)

第3回環境教育研究会が開催されました


座長の津知校長先生


遊磨先生の講義の様子


ワークショップの様子

■第3回環境教育研究会概要
テーマ:朱四校の環境教育を考える
日 時:平成22年3月1日(月)15:30~17:30
場 所:朱雀第四小学校 多目的室
内 容:報告 -情報を共有する-
「学校エコ改修と環境教育事業 全国会議」
講師:津知隆一氏(朱雀第四小学校校長)
   松本威雄氏(朱雀第四小学校主幹教諭)
    講義 -今ある資源を有効に活用する-
「環境についてのコペ転を共有する」
講師:遊磨正秀氏(龍谷大学教授)
   WS「朱四校におけるこれからの環境教育について考える①」
講師:津知隆一氏(朱雀第四小学校校長)

■報告 「学校エコ改修と環境教育事業 全国会議」
 はじめに,朱雀第四小学校主幹教諭の松本先生より,平成22年1月29,30日に東京で開催された「学校エコ改修と環境教育事業 全国会議」について,環境教育研究会の皆さんへ報告をして頂きました。報告内容のポイントは以下のとおりです。

・国立教育政策研究所の五島先生の話は非常に良かった。持続可能な社会を構築する上で,実体験に基づいた環境教育が重要であると再認識できた。
・他のモデル校の取組報告は,事業が始まったばかりの朱四校にとって非常に参考になるものであった。エコ改修は児童の(自然への感謝の心を育む)ためであり,児童が主体的に関わることが重要であると感じた。
・教職員の異動により,意識の途絶えや意思の不統一が課題であると感じた。
 その後,朱四校6年生の児童を対象に行った,環境・エコ改修に対するアンケート結果についてご報告頂きました。「これから大切にしていきたいことは何か」に対しては,生き物や植物(の生命)を大切にしていきたいという意見が圧倒的に多かったようです。また,「エコ改修により朱四校にどうなって欲しいか」に対しては,あかしやの森を大きくして欲しい,エコサイエンスルームをより環境学習に特化した部屋にして欲しい等の様々な意見が出されたようです。これら児童の意見は環境建築研究会にフィードバックしていきます。

■講義 「環境についてのコペ転を共有する」
 次に,龍谷大学の遊磨先生よりご講演頂きました。遊磨先生は,生態学,陸水文化論を専門とされており,朱四校をホタルの生育できる環境にしたいという座長の津知校長先生の熱い想いから,講師としてお越し頂きました。お話頂いた内容のポイントは以下のとおりです。

・琵琶湖周辺でホタルの調査を行ったところ,川よりも生活のために造った人工の水路の方が多く生息していた。それは,適度な流れがあり,大水がなく,栄養分の多い水が流れるためである。
・ホタルの話題も含めた季節の話題は,家族を,地域を,世界を盛り上げ,平和なものとすることができる。
・気持ちの良い自然を維持するには管理が必要である。エコ改修においても,
児童や地域の皆さんの手でメンテナンスしていけることが重要である。

■WS「朱四校におけるこれからの環境教育について考える①」
 最後に,校長先生から「改革の連続が伝統をつくる。同じことの繰り返しは伝承にすぎない。本校のやってきた環境教育は伝承ではなく,伝統である。本年度の取組みを振り返り,変えるべきものは変えていきましょう。」とお話頂き,3班に分かれてワークショップを行いました。ワークショップでは,環境教育を振り返っての成果と課題,改善点,地域に期待すること・地域としてできることについて話し合いました。各班で出された意見には以下のようなものがありました。

・実体験を通して,生命の連続性や人とのかかわりを学べた。
・実績があるがゆえに,新しいことに取り組みにくい。
・朱四校の自然やエコ改修を活かして「環境学校探検」をしてみたい。
・地域として,休校時などの植物の世話や食育に協力できる。
など

 ワークショップは予想以上に盛り上がり,終了時刻を少し延長してまとめていきました。このワークショップの結果を整理し,次年度の環境教育に反映させていきます。

京都府京都市立朱雀第四小学校