(樹木の)蒸散作用植物の葉では、光合成が行なわれるのと同時に、根を通じて地中から吸い上げた水が蒸発して水蒸気を周辺に発散させている。このことを蒸散作用という。蒸発の際に周囲から気化熱を奪うので、葉の表面温度は高くならないで済む。
自然エネルギー太陽光や太陽熱・風力・小規模水力・バイオマス・潮力(ちょうりょく)・地熱(ちねつ)などを指す。石油・石炭なとの化石燃料も元をたどれば、遠い過去に生きていた動植物のからだなので、太陽光が起源ということになり、自然エネルギーと言えないことはない。しかし、自然エネルギーというときには、遠い過去ではなく現在起きている自然現象の中から取り出せるエネルギーを表現して、枯渇するおそれがないという意味をこめて「再生可能エネルギー」とも呼ばれる。
遮熱夏に日射や照り返しを防いで室内の温熱環境を良好に保つための工夫をいう。建物の外壁や屋根の断熱性能をあげること。
受変電設備発電所からやってくる高い電圧の電力を、私たちが一般に使っている電気製品が必要とする電圧に変える設備のこと。
集熱器黒色に塗った金属板上に細いパイプを蛇行させ、その上に空間を隔ててガラス板を置き、金属板下面には断熱材を施したもの。この集熱器を、日射が良く当たるように建物のバルコニーや屋根面に置き、パイプ内部に水を流せば、温水が得られ、温水は給湯や暖房に利用できる。
照度ある面に、どのくらいの光が入射しているのかを1uあたりの光(の量子)の密度で表わしたものを照度といい、単位はルックス(lx)。明るさを示すもっとも一般的指標として使われる。
照度計ヒトの目の感度に併せて日射や電灯光の強さ(照度)を測る測定器。太陽や電灯から出た光(の量子)が当たると電流が流れるような素子がセンサーになっており、その感度がヒトの目の感度に合わせてある。照度は月明かりなら0.01 ルックス(lx)を下回ることもある一方で、快晴なら100000 ルックスとなることもある。
蒸発冷却液体が気体に変化するのに必要な熱量を気化熱(蒸発潜熱)という。水の場合の気化熱は、水温によって多少変化するが、1kg 当たりでは概ね2500kJ と考えればよい。つまり1kg の液体の水は、蒸発するときに、その接している物体から約2500kJ の熱を奪って水蒸気になる。したがって、その物体は熱を奪われたことによって冷されることになる。これを蒸発冷却という。